今回解説するゲームアプリは「リバース：1999」。
本作は、1999年から時間が進まない世界を舞台に物語が展開する世紀末タイムリバース系RPGです。
1999年最後の日に「ストーム」という現象が発生し、それ以来時間が進まなくなりました。この現象が発生した時代は消失し、人々や建物も全て消え去ってしまう世界が描かれています。
しかし、主人公（プレイヤー）は「ストーム」の影響を受けずに消失を免れ、時を司る【タイムリーパー】として、神秘学家と呼ばれる仲間を集め、育成を行いながら様々な敵に挑みます。
このゲームのメイン要素は、「ストーム」の謎に迫りながら、消失した時代や新しく誕生した時代を記録していくことです。
時間を逆行するユニークな世界観の中で、コマンドカードを使用して敵を倒し、メインストーリーを進めて新たなストーリーを解放しましょう。
「 リバース：1999」はこんな人にオススメ
- 時間が逆行する世界観が気になる
- コマンドカードバトルが好き
- 戦略性のあるゲームを探している
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| ストラテジー度 | |
| やり込み要素 | |
| 課金必要性 |
どんなゲーム？
基本情報
| タイトル | リバース：1999 |
| ジャンル | タイムリバースRPG |
| 配信開始 | 2023年10月 |
| 料金 | 無料（ゲーム内課金有） |
時代を遡るタイムリバースRPG
本作は、特別な存在である【タイムリーパー】として、世界に終焉をもたらす「ストーム」の謎に迫るタイムリバースRPGです。
「ストーム」とは、1999年最後の日に現れ、人や建物などあらゆるものを消し去り、時代まで消滅させた雨のことを指します。大地は水に覆われ、不思議な雨が空へ降り注ぎました。
新しい旧時代への巻き戻しの中で、プレイヤーはこの謎の現象が一体何なのかを解明するため、神秘学家の仲間を集めて攻略を進めていきます。
このゲームの主軸となるのは、メインストーリーの進行です。メインストーリーを進める過程で様々な敵と戦い、キャラクターを獲得・育成をしてより強力な敵に挑みます。
第1章「われらの時代」の全ステージをクリアすると、次の章が解放され、物語を進めることができます。バトルには細胞活性というスタミナが必要なのでご注意下さい。
バトルがあるステージでは、獲得可能アイテムや推奨レベルが表示されます。一部のアイテムは確実に入手できますが、他のアイテムは確率によってドロップしない場合も。
「固定」は確実に獲得できるが、「確率」はドロップしない場合もある
バトルには目標が定められていて、この目標を全て達成すると【デンジャラスモード】が解放されます。こちらのモードでは、通常のモードより貴重なアイテムをゲットすることが可能です。
目標達成が難しい場合は、ある程度メインストーリーを進めてゲームに慣れてきた頃に再度挑戦することもオススメです。
カードを繋げるコマンドカードバトル
バトル画面右下にある【スペル】というカードをタップして、神秘学（アルカナム）を召喚し、神秘学家（アルカニスト）に指示を出して敵にダメージを与えます。
各キャラクター毎に基本スペル2種類、必殺スペルを1種類、合計3種類のスペルを所持しています。生成されたスペルを長押しすると詳細が確認できますよ。
画面の中央にあるスペルが収まる空白は、移動回数とターン数を示しています。出撃人数に応じて変化しますが、移動回数やターン数を超える行動は不可能です。
出撃人数に応じて、2体出撃していたらスペル2つ、3体出撃していたらスペルを3つまで選択できます。
移動回数やターン数内に発動したいスペルをタップすると、選択したスペルが発動します。【アタック】【デバフ】【バフ】【カウンター】【ヒール】【アルティメット】の6種類のスペルから選んでみましょう。
アルカニストは6種類のスペルをそれぞれ所持している
また、同じスペルを隣り合わせになるように移動させる【融合】というシステムを使うと、より有利に戦えるようになります。スペルの上に★マークがついており、★1同士を融合させると★2にランクアップし、★2同士を融合させると★3にランクアップします。
注意
異なるランクのスペル同士は融合できない
最大★3までランクを上げることができるので、強力な敵との戦闘や難しい局面で役立つでしょう。
【融合】も移動回数内に含まれます。1ターンでの操作として扱われるため、慎重にスペルを選びましょう。
レトロモダンなアルカニスト
本作のキャラクターは【神秘学家（アルカニスト）】と呼ばれ、特別な能力を持つ異端者として描かれています。常人とは異なる力を持って生まれてきたために社会から忌み嫌われ、追放された存在です。
アルカニストの出生については謎に包まれており、どのようにして生まれてきたのかについては分かっていません。
プレイヤーが所属する聖パブロフ財団には、アルカニストが多く在籍。「ストーム」現象を解明する仲間と言ったところでしょうか。
主人公・ヴェルティやその助手・ソネットなど、個性豊かなキャラクターがたくさん。今後も新たなキャラクターが続々と登場する予定ですので、どんなキャラクターが現れるか楽しみですね。
一握りの者に与えられた能力を持っており、その力は絶大。それぞれ異なる能力、属性、スペルなどを持っているので、色んなキャラクターを組み合わせてみましょう。
「リバース：1999」のストラテジーポイントを解説！
属性相性を利用した攻撃
キャラクター毎に異なる6つの本源（属性）に分類され、攻撃時に有利属性を利用すると与ダメージが30％増加します。
例えば、敵が獣本源だった場合、こちらは岩本源のキャラクターのスペルを使って攻撃を行いましょう。
ただし、霊本源と知本源は互いに相反関係にあり、お互いに有利属性となります。互いに攻撃力が高まりますので、こちらに対しても有利な属性となります。
出来るだけ有利な属性で攻撃を行った方が一撃の攻撃力が高いです。【有利】の文字が表示されているスペルカードが有利属性の合図なので、参考にしてみて下さいね。
本源について
岩→獣→木→星→岩、霊⇔知
それぞれの本源に対して矢印の方向に向かって有利属性。霊と知は互いに有利であり不利になる。
カードを融合して威力を上げる
【融合システム】を活用してスペルのランクを上げ、攻撃力を向上させて敵のHPを減らしましょう。
同じ種類のスペル・同ランクのカードを隣り合わせに配置すると、2つのカードが融合し、より強力なカードに変化します。★1同士を融合させると★2にランクアップし、★2同士を融合させると最大ランクの★3までランクアップ可能です。
序盤の敵はあまり強力ではないため、融合について気にしなくても問題ありません。しかし、中盤以降の敵に対しては融合が必要になってくるでしょう。
参照画像
参照画像では、同じスペルや同じランクのカードが2つずつあり、移動回数1回で2つのスペルを融合できることが分かります。このターンで1つだけ発動させても構いませんし、次のターンで両方発動させることもできます。
属性相性と組み合わせても効果的です。有利属性のスペル同士を組み合わせると、威力が向上し、有利属性の効果がより高まりますよ。
【融合システム】の使い方は多岐にわたります。状況に応じて最適な戦略を練ってバトルを楽しみましょう！
アルティメットを召喚する
キャラクターのMP（モキシーポイント）を溜めて、【アルティメットスペル】を生成させましょう。
キャラクターの上部に表示されるひし形のマークがMPです。スペルの使用や移動、ランクアップを行うことで少しずつ溜まっていきます。
1枚だけ他のスペルとは異なる形をしている
MPが最大になると、次のターンでアルティメットスキルが生成され、通常のスペルよりも強力なスペルを発動できます。
キャラクターによって演出も異なるため、様々なキャラクターを集めて相性の良い組み合わせを試してみて下さい。
特に、ピンチの状況で使用すると一気に逆転のチャンスが広がります。生成条件をクリアして積極的に使ってみましょう！
課金について
課金
本作では純雨の雫の購入が課金によって行えます。
純雨の雫の主な使い道
- キャラクター召喚ガチャを引く
- アイテムの購入
- 細胞活性の回復
オススメパック
オススメのパックは【初心者パック】です。
初心者パック
このパッケージの内容は、味方全体に付与されたデバフを浄化するアルティメットを持つ【バニーバニー】が含まれています。
【バニーバニー】は、ステータス低下、状態異常、行動阻害のデバフを解除します。バトル中の行動を制限されにくいのでオススメです。
サポート面に優れたキャラクターのため、ぜひ入手しておきたいですね。
まとめ
評価
ココがおすすめ
・ストーリーと世界観に引き込まれる
・個性豊かなキャラクター
・カードの融合という新しい戦略性
ココが残念
・課金しないとキャラクターを獲得するのが難しい
・文字が小さく読みずらい
・用語が多く覚えるのが大変
最後に
本作は、20世紀を迎えられない不思議な世界で、1999年から逆行する原因を作った「ストーム」の謎を解くタイムリバースRPGです。
コマンドカードを選択して融合システムを駆使したり、属性相性を考えたりと、多彩な戦略が楽しめます。システム自体はとても簡単なので、初心者からプロのプレイヤーまで楽しめること間違いありません。
操作はタップとスワイプだけでシンプルで遊びやすいです。
さらに、モバイルゲームとは思えないストーリーの深みに驚きました。スクリーンで上映されているかのようなムービーと演出、アニメーションに目を惹かれます。
本作に興味のある方は、ぜひプレイしてみて下さい。
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